屋根

おしゃれな平屋を建築したいなら、屋根の形状にこだわることがおすすめです。平屋で多く採用されているのが、傾斜のある片流れ屋根か平坦な陸屋根です。片流れ屋根は特徴のあるおしゃれなデザインに、陸屋根はシンプルで飽きのこないデザインになります。

屋根の形状は外壁素材・カラーや、家の大きさに合わせて決めることがおすすめです。まずは、家の間取りや外壁素材とカラーを決め、どちらの屋根の方がバランスよくまとまるかをイメージしてみましょう。

ドアと窓

平屋住宅に設置するドアと窓は、2階建て住宅よりもこだわりたい部分です。平屋は外壁の面積が少ないことから、ドアや窓が目立ちます。個性的なドアなどを設置するとドアだけが悪目立ちしてしまうため、全体のまとまりがなくなってしまうのです。

こちらも屋根同様、外壁素材やカラーに合わせて決めることがおすすめです。全体がシンプルであれば、派手さのないシンプルなドアや窓をチョイスしましょう。

ウッドデッキ

ウッドデッキを建築することで、住宅のおしゃれ度をより高められます。広めのデッキを用意すれば天気の良い日はウッドデッキでくつろぐことができるため、住み心地の良さにもつながります。

ウッドデッキにテーブルセットなどを配置する場合は、インテリアの雰囲気にも注意が必要です。和風の外観に洋風のセットを配置するとバランスが悪くなるため、住宅全体の雰囲気に合ったインテリアを配置してください。

内装は高さを活用

部屋の高さを活かすことで、開放感のあるおしゃれな間取りをつくれます。平屋は横のスペースを活用するだけでなく、縦のスペースも広くすることで部屋全体が広く見えます。

家族全員が集まるリビングは、より広く見せるためにダウンフロアにすることもおすすめです。一部の床を低くすることでさらに開放感を感じられるため、居心地のよい空間になります。

基本はシンプルなカラー

シンプルな平屋をつくりたいのであれば、外壁カラーも白やグレーで統一しましょう。白やグレーだと単調すぎるのではないかと不安になる方もいるかと思います。しかし、住宅デザインが現代風であれば、シンプルな色でもおしゃれなモダン住宅になります。

陸屋根の住宅であれば、外壁と屋根のカラーを統一することでバランスよくまとまるでしょう。片流れ屋根はすべてを一色に統一するとシンプルすぎる印象になるため、複数の色を交えることがおすすめです。

複数の色を使う場合は割合を考える

白やグレー、肌色など複数の色を組み合わせる場合は、色別の割合を考えておきましょう。たとえば、白7割、黒2割、肌色1割にすると、穏やかな雰囲気の住宅になります。白やグレーなどのシンプルな色の割合を増やせば、他の色と組み合わせてもまとまりやすくなります。

シックな雰囲気にしたい場合は、黒やグレーの割合を多くするのがおすすめです。黒の割合を多くしすぎると重たい印象になるため、グレーを活かすことでバランスのよいおしゃれな住宅に仕上がります。

特徴的な家にしたいなら明るめの色をチョイス

シックさよりも色を際立たせたいという場合には、赤やオレンジといった暖色系の色を使うことがおすすめです。暖色系の色をメインに、肌色や白などの基本色を交えてバランスよく仕上げれば、個性のあるおしゃれな家になります。

基本色以外の色を使う場合は、仕上がりをイメージするためにも、色見本帳を確認したうえで配色を決定してください。塗料メーカーに色見本帳がありますので、見本帳から気になる色を見つけましょう。

実際の仕上がりを確認したい場合は、建築会社の施工事例からご確認ください。気になる色を使っている住宅を見ることで、どのような印象になるかを把握できます。