【宇都宮】健康診断を内科で！健康診断の目的と重要性

健康診断の目的

健康診断の目的として、2つあります。

・生活習慣の問題点を見つけて病気を予防する（一次予防）
病気の中には、生活習慣の乱れにより発症するものも多くあります。生活習慣が原因となり発症し、進行していく病気として高血圧や高脂血症、高コレステロール血症、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病がよく知られています。これらの病気は、生活習慣を改善することで予防することが可能です。
日本は高齢化が進んでおり、2025年には寝たきりになる高齢者が増加すると考えられています。これを予防するためにも、病気になる前・健康状態の異常が起こる前に予防を行うことが大切です。

・病気を早期に発見し、早期治療につなげる（二次予防）
異変が出てから病院に行けばいいと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、自覚症状がない病気も多くあります。こういった病気を健康診断によって早期に発見することで、重症化しないうちに処置を行うことができます。発見が早ければ早いほど完治する確率が高くなりますし、長期に及ぶ通院や入院治療を回避することも可能です。治療によるストレスや金銭的負担も軽くなることから、病気の早期発見・治療を行うために定期的に健康診断を受けることが大切です。

健康診断の重要性

生活習慣病はかつて「成人病」と呼ばれ、加齢とともに発症・進行すると考えられていました。しかし、糖尿病や心臓病、脳卒中、がんなどの病気を発症するまでには普段の食生活や喫煙、飲酒など、個人の生活習慣の因子が深く関わっていることから「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。
現代の日本は食生活が豊かで、たとえ気をつけていたとしても摂取エネルギーが過剰になりがちです。また、慢性的な運動不足により消費エネルギーが減少していることから、若いうちから生活習慣病を発症する方も増加傾向にあります。自分は健康的な生活を送っているつもりでも、糖質を摂りすぎていたり、肥満傾向にあったりする場合があるため、今の生活が体によいものなのかどうか知るためにも健康診断は重要です。健康診断で「経過観察」「経度の異常」などが発覚した場合は専門医療機関を即日予約するのはもちろん、普段の生活習慣についても見直しましょう。